北九州市民寄席が始まったのは1971年。今は亡き小さん師匠から
北九州への独演会を進められ、落語協会・落語芸術協会などの協力
で始まりました。現在は、年5・6回北九州中心に活動を続けています。
北九州市民寄席は、会員の皆様や「古典落語を守る会」の方々の
応援によって、今まで支えられてきました。落語は小さなお子様から、お年寄りまで幅広く楽しめる娯楽です。
ぜひ、生の落語を見にいらしてください。これからも、皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いします。
『寄席は楽しいですね。40年続けてきたのも笑いが好きだから。古典の継承とかそんな理屈は後からです。本物の芸を生で皆様に味わっていただきたいです(椛島 敬 談)
古典落語は主に江戸時代から明治時代に作られ、身振りと語りのみで物語を進めるという、高度な技
術を要する日本の伝統芸能です。その内容の多くは庶民の生活を中心としたものであり、永く国民に親
しまれてきました。
伝統芸能は優れた演者だけではその文化を継承することはできず、芸術性や価値を理解出来る文化の
担い手としての愛好家の存在が必須です。
落語が誕生した当時は様々な人が落語を演じ、身近な存在でした。しかし、現代ではプロか一部の
アマ愛好家が演じるのみとなりました。
また、戦後の高度経済成長を経て、世の中には娯楽が溢れ、古典落語に触れる機会が相対的に減り、愛
好家は高齢化しています。このままでは古典落語という日本の伝統芸能を失うことにもなりかねません。
愛好家を増やすには、まず古典落語の魅力を知っていただかなければなりません。そのためには、生で
触れてもらうことが重要であり、身近で寄席が開催されることが必要であると考えます。また、学校寄席
や落語講座などで若年層の愛好家や演者を育成することによる次世代の担い手作りが必要と考えます。
私たちはこれまで任意団体として古典落語の文化を残すために、古典落語鑑賞の機会を提供する事業と
して、一流噺家による「北九州市民寄席」を開催してきました。
今後は更に活動内容を充実させることで、より多くの市民に古典落語の魅力を啓蒙し、あらゆる層の愛
好家に拡大し、文化的理解を深めてもらうことで、日本の伝統芸能である古典落語の振興・継承に努める
所存です。
これらの活動をおこなうために私たちは2014(平成26)年7月、特定非営利活動法人を設立し、これら の活動に賛同してくださる賛助会員をひろく募集しています。
賛助会員をひろく募集します
本会の趣旨に賛同できる個人、団体はどなたでも賛助会員になれます
《年会費》
●賛助会員(個人) 年会費 4,000円
●賛助会員(団体) 年会費 1口 10,000円
※4月〜翌年3月までを1年とします
《会員の特典》
◎賛助会員(個人)は市民寄席定例会1回につき、事前予約した場合、
本人と他1名に限り前売り価格から800円の割引を受けることができます。
◎賛助会員(団体)は1口につき市民寄席定例会のうち1回、1名が無料で入場できます。
また、4口以上の会員については、市民寄席定例会の広報媒体に広告を掲載し、前売券10枚をお届けいたします。
※市民寄席定例会
1971年から続けており、今後も年6回開催を予定
《入会申込方法》
◎入会申込書(個人:2枚目右ページ、団体:1枚目左ページ)に必要事項をご記入の上、事務局へご提出ください。
◎年会費は別紙お振込用紙をご利用いただくか、直接いずれかの下記口座へお振り込みください。
■ゆうちょ銀行
【口座記号番号】01760-6-127859
■福岡銀行
北九州支庁内支店/普通口座 1154103
【口座名義】
特定非営利活動法人古典落語を守る会
トクヒ)コテンラクゴヲマモルカイ
PDFをダウンロード